参考資料

ここではMSXでゲーム開発をするのに参考にした資料(書籍、雑誌、ムック)をご紹介します。

もくじ

MSX POCKET BANKシリーズ

MSX POCKET BANKシリーズはプログラミング初心者でも理解できる教科書的な内容です。各冊子で執筆者は異なりますが、各テーマ毎100ページ前後にまとめられており、単なるプログラム集ではなく、ツールも掲載された実用性もあるシリーズです。

#3 BASICゲーム教室(アスキー出版局)

MSXプログラミングでゲームを開発する手順を以下の6つのステップで実例を通じて覚えることができます。
ステップ1 どんなゲームを作るのか決める
ステップ2 実現可能か検討する
ステップ3 構想をマイコン上の表現に置き換える
ステップ4 プログラムの姿をはっきりさせる
ステップ5 プログラムを組む
ステップ6 プログラムをなおす

目次:
1.ゲーム作りの基礎
2.バリケードゲーム(実践編I)
3.南極米・ソ連ゲーム(実践編II)
4.ブロック崩し(実践編III)

#4 マイコンサウンドパック(アスキー出版局)

MSXプログラミングで作成するゲームをより魅力的にするための効果音はSOUND命令で行います。PSG(プログラマブル・サウンド・ジェネレータ)を制御し、ヘリコプターやUFOなどの音を出す方法を覚えることができます。

目次:
1.パソコンと効果音
2.「音」ってなんだ?
3.PSGとSOUND命令
4.効果音の作り方ーサウンド・エディタによる音作りー
5.MSXサウンド活用プログラム

#7 面白パズルブック(アスキー出版局)

古典的なパズルゲーム8本が収録されています。残念ながらプログラムの解説がなく学習向けというより入力→プレイのみになっています。 内容は平易なBASIC(箱入り娘を除く)ですのでプログラムの解析や改造には良い素材でしょう。

目次:
1 キミの脳ミソを裏返そう! シューティング・スター
2 太古(はじめ)にパズルありき ハノイの塔
3 つれづれなるままに,日暮しパソコンに向かいて ソリティア
4 一目会ったその日から 箱入り娘
5 この絵,なんの絵,気になるナァ ピクチュアパズル
6 色は匂えど散りぬるを カラータイル
7 だまって座ればピタリと当たる!? ブラックボックス
8 キミが勝つか,MSXが勝つか!? ビンゴゲーム

#9 グラフィック秘伝(アスキー出版局)

VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)はMSXの画像関係を取り仕切るものです。文字もスプライトもグラフィックもすべてVDPが制御しています。 秘伝の名の通り、VDPレジスタからマシン語ルーチンまでMSXプログラミングでのゲーム開発に役立つ情報が収録されています。

目次:
第1章 イントロダクション
第2章 これがVDPだ
[1]画面が現れる仕組み
[2]文字の出し方
[3]文字の形の決め方
[4]文字の色の出し方
[5]ハイレゾリューションモード分析
[6]マルチカラーモード分析
[7]スプライトの出し方
[8]VDPレジスタの機能
第3章 ハイテクニック・アプリケーションズ
[1]フォント・エディタ
[2]ページング・テクニック
[3]15パズル・プログラム
付録 MSX画面コントロール関係BIOS・ワークエリア一覧

#11とにかく速いマシン語ゲーム集(アスキー出版局)

MSX BASICの速度を上げるにはマシン語の力が必要です。この本ではマシン語は魔神語と呼び神格化しております。知識ゼロでこの本だけでマシン語をマスターするのは厳しいと思いますが、マシン語の魅力に気づき、マシン語勉強のきっかけには十分でしょう。マシン語の説明からBASICを用いたマシン語の入力方法までは取得できます。プログラム解説と改造のヒントの記載もありますが、、マシン語部分は「短いから自分で解析してみてほしい」とのスタンス。

目次:
1.マシン語って何だろう
2.マシン語を使ってみよう
3.マシン語ゲームを楽しむために
4.マシン語ゲームライブラリ
ホワイトホール、ポリフォニック・ニャオン・ワオン・オルガン、ドライブ・ゲーム、ボンバー、ウミンバ、モービーディック

遊んでばかりはいられない ゲーム作りのテクニック(アスキー出版局)

MSXプログラミングでのゲーム開発にはスプライト機能を使いこなすことが必要です。このスプライトを初歩から学び、かつスプライトをマシン語で制御することができるようになるおすすめの一冊です。

目次:
1章 スプライトの基礎
2章 スプライトを作ってみよう
3章 スプライトを動かそう
4章 ゲームを作ってみよう
5章 スプライト・モード2特有の機能
6章 マシン語でスプライトを

ちょっとやそっとじゃ作れない 不思議プログラム集(アスキー出版局)

小ネタ的なプログラムが多く、【ウーくんのソフト屋さん】で取り上げられているものに近い印象。ポケットバンクシリーズとしてはめずらしく一つのテーマに特化せず、幅広い分野のテクニックを使ったプログラム集となています。 残念ながらプログラムの解説がなく、なぜそのような動きをするのか?解析する必要があります。

目次: (掲載されているプログラム)
電光板、アニマルどけい、パネルめいず、花火、ミュージック・ダンス、サウンド・グラフィック、ぶらっく・ボード、あっぷっぷ、ミュージック・キーボード、たまはどこ?、くじけちゃいけないバッティング、あれっ、こわれたかな?、も・よ・う、90m級ジャンプ、うるとらべえごま、RESCUE THE PLANET、チャップくんの玉入れゲーム、カメレオンハンター、パラシュートマン、豆占い、がんばれ鉄人、ボート・レース、楽しいカンけり、スモール・ワールド、フォント・メーカー、ライフゲーム、ラインアニマル、親切なメッセージくん、リロケーター

ポケバン流 BASICのコツ(アスキー出版局)

MSX BASICのおさらいと実践テクニックで構成。MSX2対応も含めた内容です。 初心者でもわかりやすく、FOR~NEXTやIF~THEN~ELSEの用法、変数の使い方などの基本的な内容と配列、画面表示、論理演算、思考ルーチンなどMSXプログラミングでゲーム開発するのに必要な知識までが記載されています。

目次:
大特急!おさらいBASIC編
1.BASICはつねに進歩している
2.FOR~NEXTからはじめよう
3.IF~THEN~ELSEは仮定法?
4.変数もきちんと理解する
5.きれいなプログラムを書くには
最強!プログラム実践テクニック編
STEP1 RNDとINTはこう使え!
STEP2 DIM,READ,DATA,SGNもこれでOK
STEP3 MODで割り算を学ぶ
STEP4 画面表示をコントロール
STEP5 DEF FNで関数を作ってしまおう
STEP6 グラフィックスも簡単
STEP7 論理演算に挑戦
STEP8 思考ルーチンとは?
STEP9 RAMディスクでディスク命令を知る

MSXグラフィック・ワークブック(アスキー出版局)

グラフィック関係に特化された教本。1,2,3章はLINE、DRAW、CIRCLE、PAINTの活用でありMSXプログラミングでゲーム開発するにはあまり出番はなさそうだが、4,5章はゲーム開発で活用できるテクニックが多い。解説も詳しく初心者にもおすすめ。

目次:
1章 忘れていませんかグラフィックの約束ごと、MSXの使い方
2章 グラフィックの基本操作…覚えてほしい、あんなこと、こんなこと、
3章 アートへのアプローチ
4章 ゲームへのアプローチ
5章 ランダムアプリケーション
Appendix

あるとないとじゃ大違い 便利ツール、コキ使って! (アスキー出版局)

MSXに打ち込んで使える便利なツールが17本掲載されいます。 SCREEN1の背景(グラフィックキャラクタ)やスプライトのエディタなどのグラフィックツール、BGMコンパイラを含むミュージックツール、フロッピーディスク上のファイルを起動できるローダーもあります

メインの強力マシン語デバッガのMOLITORはマシン語を取り扱う上での必須ソフトウエア。
①マシン語モニター、②ディスアセンブラ(逆アセンブラ)、③ワンラインアセンブラ、④トレース(マシン語を1命令づつ実行する) などかなり高機能なソフトウエアとなっております。

目次:
1章 強力マシン語デバッガ MOLITOR
2章 キャラクタ自在のグラフィックツール
3章 音楽生活のミュージックツール
4章 ちょっとワキ役ツールくん

プログラム投稿雑誌、ムック関係

MSX・MSX2プログラム大全集 マイコンBASICマガジン別冊(電波新聞社)

マイコンBASICマガジンに投稿され1985年9月号~1986年1月号に掲載されたMSX用プログラム15本と連載記事の一部が掲載されています。 後半はマイコンBASICマガジンにはされなかった投稿プログラム46本が掲載。すべてではないですが、変数リストとプログラムの簡単な解説があります。 この一冊だけでもかなりのMSXプログラミングでのゲーム開発するための勉強になります。

目次:

MSX・MSX2プログラム大全集II マイコンBASICマガジン別冊(電波新聞社)

マイコンBASICマガジンに投稿され1986年2月号~1986年8月号に掲載されたMSX用プログラム21本と連載記事の一部が掲載されています。 後半はマイコンBASICマガジンにはされなかった投稿プログラム46本が掲載。さらに13本の実用ソフトが載っています。 すべてではないですが、変数リストとプログラムの簡単な解説があります。 前作同様この一冊だけでもかなりのMSXプログラミングでのゲーム開発するための勉強になります。

目次:

FOR MSXベスト50 テクノポリスムック(徳間書店)

プログラムポシェット(1984年VOL.2~5、1985年VOL.1~2)&テクノポリス(1984年9月号~1985年4月号)に投稿され掲載されたMSX用プログラム25本と1984年夏に発売されたFOR MSX SPECIALの投稿プログラム25本が改訂され掲載されています。 変数リストとプログラムの簡単な解説があります。 こちらもMSXプログラミングでのゲーム開発するための勉強になります。

目次:

FOR MSX SPECIAL’86 テクノポリスムック(徳間書店)

テクノポリス(1985年5月号~1986年6月号)およびプログラムポシェット(1985年VOL.3~9)に投稿され掲載されたMSX用プログラム67本が掲載されています。変数リストとプログラムの簡単な解説があります。 こちらもMSXプログラミングでのゲーム開発するための勉強になります。

目次:

MSX MAGAZINE永久保存版(アスキー)

 

MSX MAGAZINE永久保存版2(アスキー)

 

MSX MAGAZINE永久保存版3(アスキー)

 

SHORT PROGRAM LIBRARY(MSXマガジン11月号別冊付録)

MSXマガジン 1987年11月号の付録。6本のプログラムが載っています。 変数リスト、プログラムの解説が豊富です。

目次:
1 ヒップマン(ベーしっくんが必要)
2 ブロックくずし
3 ヘッドオン
4 BOMB!
5 ポイ大尉
6 迷路ゲーム

Z80 マシン語関係

MSX FAN SERIES 1マシン語入門 基礎編(MIA)

 

MSX FAN SERIES 2マシン語入門 応用編(MIA)

 

Z80わかる機械語入門(新星出版社)

 

MSXわかるマシン語入門(新星出版社)

 

MSXマシン語ゲームプログラム(新星出版社)

 

Z80マシン語秘伝の書(啓学出版)

 

Introduction to Z80 Assembly Language Prpgramming Z80マシン語入門(工学社)

 

BASIC+Z80アセンブラ・プログラミング(工学図書株式会社)

 

 

MSX取扱説明書、BASICリファレンス

MSX DISK BASIC MSX-DOS使用説明書(National)

MX-10 OPERATION MANUAL 取扱説明書 BASIC入門 リファレンス(CASIO)

ML-8000 MSX BASIC文法説明書(三菱電機株式会社)

YAMAHA  YIS604/128 取扱説明書(日本楽器製造株式会社)

MSX BASIC ver.1.0/ver.2.0 リファレンスマニュアル (日本楽器製造株式会社)

その他

MSX2テクニカル・ハンドブック(アスキー)

 

MSXテクニカルガイドブック 第四版(ASCAT編集部)

 

最新BASIC言語辞典(ラジオの制作10月号特別付録)

MSXを含む8ビットPCのBASIC命令についての比較資料です。 どの機種にいどの命令があるかがわかります。 これを読み、N88-BASICからMSX-BASICへのプログラムの移植を行います。

MSX PERFECT CATALOGUE (ジーウォーク)

わたくしがMSXにはまるきっかけとなった本です。誤植がおおいのが残念ですが、機種の選定やゲームソフトの購入の際に参照しています。

MSX BASIC用語用例辞典(成美堂出版)

MSX本体の取扱設備書、BASICリファレンスより詳しくコマンド等の解説集。用例も豊富。平易な文章でわかりやすい。

目次:
1 ダイレクトコマンド
2 画面表示コマンド
3 一般ステートメント
4 グラフィックコマンド
5 音楽・音・ブザー
6 割り込み処理
7 関数

バックアップ活用テクニック PART19(三才ブックス)

MSXマニア必携のマシン語開発・解析ツール MSX-AIDS Ver1.1が掲載されています。MSX-AIDはアスキーよりROMカセット版が発売されましたが、MSX-AIDS Ver1.1はマシン語モニターに逆アセンブラが連携できるよう進化しました。 わたくし逆アセンブラが欲しくて気合でプログラムを打ち込みました。

PART19以外のバックアップ活用テクニックはAmazon Kindle Unlimitedで読んでいます。

MSXエミュレータ&ゲームス(秀和システム)

 

 

パソコンで学ぶ物理シミュレーション(講談社)

MSX用ではなくN88-BASIC用のプログラムが載っています。カオス、フラクタルの部分に興味があり購入。 N88-BASICからMSX BASICへの移植テクニックが必要となります(最新BASIC言語辞典を活用して行います)。

目次:
1.万有引力のひみつ
2.粒子か波か 量子力学の基礎
3.広がる香り 不可逆過程とマクスウエルのデモン
4.磁石になるわけ、ならぬわけ 原子レベルで見る磁性
5.一寸先は闇 カオス
6.この木何の木 フラクタル
7.ソリトン 非線形の不思議な波
8.エントロピーが増えるわけ フェルミの再帰現象の謎
9.ほこりは隅を好む ランダムな運動から生まれる方向性
10.山主のジレンマ パーコレーション
11.たかが沸騰されど沸騰 現代科学も歯が立たない現象
12.食物連鎖 生物集団のエコロジー
13.味覚のシミュレーション 味細胞の応答特性

カオスCGコレクション(サイエンス社)

CG(コンピュータグラフィック)でカオス図形を描くためのBASICでプログラムが記載されています。N88-BASICですのでMSX-BASICへの移植が必要です。

フラクタルCGコレクション(サイエンス社)

CG(コンピュータグラフィック)でフラクタル図形を描くためのBASICでプログラムが記載されています。N88-BASICですのでMSX-BASICへの移植が必要です。